①小規模事務所での実務経験

中小企業経営者の相続税対策の策定及び実行

個人所得税確定申告（譲渡所得を含む）

国内中小法人の法人税、地方税、消費税確定申告

相続税及び贈与税申告

事業承継対策の立案及び実行

中小企業の経営相談

会社設立（法人成りを含む）

源泉事務、固定資産管理

 

②監査法人系大手税理士法人での実務経験

外国法人国内支店の法人税、地方税、消費税確定申告

国内中堅企業の法人税、地方税、消費税確定申告

非居住者所得税確定申告

租税条約についての相談業務

普通法人への匿名組合出資及び合併に係る税務申告業務

外国税額控除を含む申告業務

税効果会計

清算確定申告

税務デューデリジェンス

事業所税申告

給与計算

 

③一部上場企業ホールディングカンパニー経理部での実務経験

月次決算会計

管理会計

予算策定及び進捗管理

連結納税導入検討

ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｶﾝﾊﾟﾆｰの会計と税務

大手会計事務所と連携しての移転価格税制への対応

外国税額控除

会社法決算

税効果会計

有価証券報告書

事業所税申告

 

④開業後の実務経験

中小企業や個人事業の社長との対話を通じて、 その時その時で注意すべき事項について共有しながら、事業がお客様の希望する方向に向かっているかを一緒に確認しています。

経営面では、利益が出ない場合には、どういう問題があるかを経営者に提起し、解決策を検討しています。

税金面では法人税、消費税、所得税、相続税などを横断的に考察し、会社が発展するために必要なタックスプランニングを提案しています。

 

当事務所は、事業の創業→資金調達→利益管理→利益創出→事業の安定化→税金対策→相続対策という事業の開始から発展、承継まで、先を見据えたサポートを心がけています。

私は学校を出てから共済会社に入社したのですが、そこでの配属は経営管理システム部でした。主に会計システムの運用を行っていた部署だったので、業務上の必要性と自己研鑽のために簿記の勉強を始めました。独学３ヶ月ぐらいで日商２級まで合格して、結構いけそうだと思ったのが、税理士試験という茨の道へのスタートでした。

その後、勤務しながら税理士の勉強を始めたのですが、本業についても、まだ駆け出しでやらなければいけないことが多い中で、初めての税理士試験（簿記論）を迎え、あえなく撃沈しました。

私の性格上、仕事との両立はできないと思い、税理士試験に合格することを、第１の目標に据え、会社を退社して勉強に専念することにしました。

そこから、３回の試験でどうにか５科目合格するまでは、精神的に結構きつかったです。社会から隔絶された孤立感といったらなかったです。

周りの友人が立派に働いている中、専門学校に通い、年に1回、各科目合格率10％程度の試験に準備することの厳しさは想像以上でした。ただ、これにより精神面を少しは鍛えられたということはあるかもしれません。

どうにか合格できたのは、身近な人達の支えがあったからです。

その後、15名規模の会計事務所に就職し、中小企業決算や相続税対策などを勉強させていただくものの、当時の会計ビックバン（退職給付会計、時価会計、税効果会計など）が気になり、そういった分野をもっと勉強したいとの思いで大手税理士法人の門をたたきました。その後、上場企業の経理部で持ち株会社の経理などを勉強させていただきました。常にその職場で骨を埋める覚悟でいたつもりだったのですが、私の人間の未熟さから勤続することができませんでした。

最終的には、自分自身で事務所を開設しようと思うに至り、まだお客様がゼロにもかかわらず、自らを背水の陣に追い込む形で、自分の税理士事務所を始めることになりました。

税理士　佐々剛敏をよろしくお願い致します。

平成22年1月

お客様ゼロで開業してから10年が経過しました。あっと言う間でした。お客様との出会いのお陰で存続していることに感謝しています。

お客様の事業の発展により、お客様と喜びをともにする仕事にやりがいを感じると同時に、すべてのお客様に発展して喜んでいただくことの難しさも感じました。

改めて税理士という仕事のやりがいと難しさを学んだ10年でした。

ただ、10年経っても私が思い描いている税理士像は、事務所を始めた当初と変わりませんでした。それは「お客様を陰から応援する税理士になる」というものです。

これからも、税務・会計を中心としながらも、その枠にしばられることなく、お客様のために税理士として何ができるかを、微力ながら考えていきたい思います。

当事務所の存在が、少しでもお客様に勇気を与え、一つでも多くの笑顔を作り出すことができたとしたら、これに勝る喜びはありません。

今までの10年間、ありがとうございました。

今後とも、税理士　佐々剛敏をよろしくお願いいたします。

令和２年３月