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越谷市の税理士 佐々税理士事務所

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推し(令和7年)

2年前ぐらいから人生に張りを持たせるために、地元埼玉のプロ野球チームである西武ライオンズを推すことにした。それまでは、いいプレーやいい試合をチームに肩入れすることなく楽しむのが本当の野球ファンだと頑なに考えてきた。今でも平和的に野球を楽しむのにその見方は間違っていないと思うが、一方に肩入れするとしても他の球団のファンと殴り合いをするわけでもないで、平和的な野球ファンも存在可能ではないか?と試しに始めてみた。

するとやはり野球の見え方ががらりと変わってきた。相手のファインプレーには拍手を送りつつも、「とるんじゃねーよ」とか心の中でつぶやいてしまったり、味方の打者がチャンスで凡退したら「なんで初球から打ってその打球」とか心の中で罵ってしまったりと、やはり自分には醜い魂があるのだと再発見したりした。しかし、確かに醜い一面もあるのだが、推しているチームの選手が成長してきたり、サヨナラ勝ちしたりすると、これはなんだかよく分からんがめちゃくちゃ嬉しくなる。う~ん。これは恋愛に似たりと思ったり、のめりこみすぎると危険だと思ったりしながら、今日に至っています。

さて、その西武ライオンズに来期、ベイスターズから桑原選手が、ファイターズから石井選手が加入するとの発表がありました。この二人の加入はかなりチームにプラスに働くのではないかと、ひそかに大きな期待をしています。

来期こそはペナント優勝を狙える感じの3位以内を期待したいです。そして来々期はペナント優勝と日本シリーズ優勝を期待したいです。これってもう完全に中立ではなく偏った立場に変わり果ててますよね。でも、それだから楽しめる野球もあります。そう考えると、野球というスポーツの懐の深さを感じます。どんな楽しみ方でも許してくれる優しさがある。外野応援席で騒いでもよし、バックネット裏でうんちく垂れるのもよし、一人でイケメンを応援するもよし、彼女の膝枕で寝ててもよし、ビールだけ飲んでるのもよし、コーラとホットドッグを食べまくるのもよし、女友達同士で推し選手考案の球場飯を食べるもよし。それだけでも楽しめるのに、更にチームが勝ったら最高じゃないですか?

カズさん(令和7年)

カズこと三浦知良さんの生き方に度肝を抜かれています。

誰もが知るサッカー界のスターですが、還暦が近づく現在もまだ現役でプレーしていて、どうもこの先も契約してくれるチームがある限り、現役を続ける意志だと新聞コラムからは推察されます。

カズさんが普通の思考の人なら、今頃ジャパンの監督を経て、日本サッカー連盟みたいなサッカー団体の偉いさんになっているはずです。

全く普通じゃないです。今も20代アスリートと真剣に戦っている。

こんな破天荒な人、過去にも未来にも多分永遠に現れない。そんなとんでもない人物を同時代に見れたことはとんでもない僥倖です。

常識を自らの行動で打ち破れる人はそう多くない。なぜなら、多くの一般人が常識をその人にぶん投げてくるからです。「契約してくれるのは広告塔を期待されているだけで、実力で評価されてない」とか「監督になってジャパンをワールドカップで優勝させるのが君の役割だ」とか。常識の仮面をかぶって外野が勝手に騒ぐから。しかも、それは一見すると的を射ているかもしれない。

しかし、カズさんはそんなことは百も承知で、戦っている。誰と?たぶん自分自身と。サッカー好きは死ぬまでサッカーするのが一番幸せなんだから自分が壊れるまではサッカーを続けてやるぞと。とんでもない闘争心で大好きなサッカーと向き合っている。まだ少しでもサッカーが上手になりたいと心底思っている。たぶん実際サッカーが上達している感触を得ている。

カズさんの凄さは、「好きなことを徹底的にやるのが俺の人生だ。」というスタンスを幼少期から現在までずっと持ち続け、それを実践していることです。まったくブレない。自分を持っている。つまりスターです。時代の迷信に流され続けた私は感服してただ頭を垂れるのみです。

頑張れ西川選手(2021年)

ライオンズの西川選手にまだヒットが出ないようです。

素人の視点で何故西川選手が打てないのか?考えてみました。

現状の打撃フォームを見ると、構えでグリップが低く、バックスイングを持ち上げるため、打撃ファームとして複雑です。どうしてもタイミングが重要になってしまいます。大谷選手のようにシンプルにいくのがベストだと思います。大谷選手はある意味ルフィーで全身ゴムのような筋肉を持っています。従って、あのシンプルさであれだけの飛距離を出せますが、常人には無理です。しかし、基本に忠実という意味では真似すべき点が多々あります。野球という繊細極まりないスポーツを考えるとき、静という概念が非常に重要で、静から動へのスムーズな移行が鍵になります。要は、西川選手は自分の実力に比して難しい打ち方を選んでしまっていると言えるのではないでしょうか?

ただ、西川選手は大谷選手に似た筋肉を持っているように高校時代から感じていました。素質は凄いものがあると思います。そう考えると、よりシンプルでヒットは量産できると思います。何故最終的は上げるグリップを下げて構える必要があるのですか?それはタイミングを取っていると言うのかもしれませんが、大谷選手はタイミングを取ると言う行為をできるだけ絞ろうと考えています。何故なら、無駄な体の動きだからです。できるだけ、シンプルに来た球を打とうとしています。

やはり、ここが原点だと思います。来た球を止まった姿勢から打てなくて、足上げたり、バックスイング大きくとって打てるはずありません。何故なら、その方が難しい打ち方だからです。そういう意味で、大谷選手も超一流ではないと自認しているのではないでしょうか?超一流とは王さんみたいな人です。あれは、化け物です。一本足で頭がぶれないで立つことだけでも常軌を逸しています。ただ、王さんは打撃の超一流ですが、大谷選手のような超一流の体はありませんでした。二人が合わさったら、意味もなく場外ホームランを連発するような超超一流が誕生することでしょう。

とにかく西川選手には始めからグリップを上げて、力みなく構えて欲しいです。それで内野超えないようなら、プロで戦う最低限の筋力がないので、鍛えましょう。

野球というスポーツは繊細であるという基本を忘れると、いくらプロでも痛い目に遭うと思います。18メートル先から150キロの白球があっという間に来るのです。その情報を目で認識し、瞬時に身体の各部位に伝達しなければいけません。これはとんでもない仕事です。従いまして、普通に考えて、球が来るまでは限りなく静で構え、できるだけ近くまで球を見て、インパクトで一気にスイングを爆発させるのがシンプルで良だと思います。肝は、ぶれない視点、できるだけ近くまで球をみるためのスイングスピードの速さ、最短距離で攻めることができるバットヘッドさばき、球威に負けないパワーだと思います。その先はより目がいい人は球の当たる部分までコントロールできるのでしょう。例えば、超一流選手である落合選手は一番遠くに飛ばすことができる角度にボールを攻めれたのでしょうし、イチロー選手はヒットゾーンに飛ぶ部分にボールを攻めれたのでしょう。これはきっと目で見るというよりは、天才の感覚の領域になるのだろうと推測します。

鍛え上げられた肉体から繰り出すパワーと研ぎ澄まされた反射神経を併せ持った一部の選ばれし精鋭のみがプロで長年活躍できるのでしょう。やはり、プロ野球そのものがある種の芸術作品なのだと思います。

頑張ってください。応援しています。

頑張れ根尾選手(2021年)

ドラゴンズの根尾選手が苦しんでいるようです。

野球エリートとして歩んで来た方でしょうから、その心痛は計り知れないものがあります。

現状の打撃フォームを見ると、頭の揺れにより選球眼が鈍り、バックスイングで力が入りインパクトでの力の集中ができないために内野を超えるのがやっとというのが明らかです。

ただ、こんなことは本人もきっと分かっていることなのでしょう。打撃フォームを何度も見直し、反省し、試合に臨んでいるに違いありません。そんな素人でも分かる欠点をプロ選手が分からないはずがない。

そう考えると、もっと根深いものが、根底にあるのかもしれません。例えば、人の話を聞けない強情さだったりとか、過去の栄冠に拘泥しているとか。真面目そうに見える根尾選手に限って、そんなことはないと思いますが、人は分からないものですから。

そうだとすると、引退が近いのかもしれません。あのバッティングでは、打率王もホームラン王も難しいでしょうから。根尾選手は打率王を狙う方針を定めた方がいいと思うのですが、それもきっと定めきれないのでしょう。二兎を追う者は一兎をも得ずという諺もあります。

コンパクトに頭を固定し、バックスイングは小さく、体を鍛えインパクトだけで内野を超えるようにすれば、根尾選手のセンスであれば、打率3割以上はいけるでしょう。そうすれば、盗塁20個以上も可能です。また、強肩で外野守備でもファンを魅了できます。

本人はまだ若いので、ホームランバッターになりたいのかもしれませんが、イチロー選手のような、高打率、スピード、抜群のセンスを披露するのが根尾選手の役割だと割り切っていただけないでしょうか?

そうすれば、きっと球史に残る選手へと開花すると思います。

頑張ってください。応援しています。

野球ファン(2020年7月)

人生を楽しく生きるために、どこか贔屓の球団を作りたいと思うのですが、どうもうまくいきません。埼玉に住んでいるので、西武を応援しようかと思ったとたん、柳田選手のスイングに魅せられてしまう。そうと思ったら、西川選手の盗塁に驚嘆する。それぞれのチームにそれぞれの個性が集い、野球の魅力が輝きを放っている。

どうしてもただの野球好きより先に進めそうにない。仮に自分がプロ野球の選手として一球団に属していたとしても、たぶん凄い選手や凄いプレーには拍手を送ることだろう。三振しても、相手のピッチャーとの次の対戦を楽しみにしてることだろう。三振して悔しがっている選手は、ピッチャーに腹を立てているのではなく、自分の技術のなさに憤っているのであり、そこには相手との対戦を通じての自己陶冶の世界が広がる。自分との闘い。

スポーツって本当にいいもんですね。

堂林選手(2020年7月)

最近、広島カープの堂林選手が活躍しています。

しばらく不調で試合で見る機会が少なくなっていたのですが、今年は現時点では打率が4割を超え、超人的に打ちまくっています。

これからの活躍が楽しみですね。

しかし、最近、なんとなく日本ハムが気になるようになってきました。甲子園で活躍した選手を積極的に採っているからでしょうか。中田選手がただのヤンキーではないような気がしてきたからでしょうか。何故気になるか良く分からないのですが、時間ができたら鎌スタの二軍戦に足を運んでみようかと思ったりしています。

甲子園の土(2020年6月)

阪神タイガースの監督の発案で全国の高校球児に甲子園の土入りのキーホルダーが贈呈されるらしい。

阪神タイガースの選手は高校野球の期間、遠征を余儀なくされることから、高校野球の中止を阪神球団としてはそれほど問題視していないのではないかと思っていたが、そうではなかった。阪神球団は高校野球が甲子園で行われることをとてつもなく大事に考えていたのだ。

阪神タイガースの監督や選手が甲子園から土を集めたそうだ。阪神の選手たち自身も試合が延期になり精神的に厳しい状態であるのにだ。この土をもらっても高校球児の無念が消えるわけではないだろうが、私は一流のプロの選手が高校球児のために、甲子園から土を集めている姿を想像するだけで、胸が熱くなる。阪神タイガースの高校球児への愛が溢れている。高校野球を愛する一人として阪神タイガースにありがとうと言いたい。

夏の甲子園中止(2020年5月)

夏の甲子園大会が中止になった。残念だ。

私自身、高校時代、甲子園を目指していた。学校には部活動をするために通学していたと言っていい。入試の面接でも、「甲子園は無理」と面接官の先生に言われたが、「僕が連れていきます」ぐらい言っていたと思う。野球経験は小学校時代、地域子供会でのソフトボールしかないのにだ。

ただ、甲子園はいつも見ていた。PL学園の桑田投手、清原選手、名古屋電機の工藤投手、池田の畠山投手など今でも名前を憶えている選手も多くいる。特に、工藤投手の甲子園時代のカーブには感激していた。曲がりが尋常じゃなかったと記憶する。僕もいつかあの舞台に立ちたい。多くの子供が思ったものだろう。

その大会が今年は中止が決まった。そこを目指していた子供達の心痛はいかばかりか。

しかし、敢えて違う面から考えてみると、高校野球ばかりが特別扱いされすぎているのはおかしいのではないか?という問いもあるかもしれない。他のスポーツに比較してあまりにも異常にお金が動く。アマチュアスポーツなのにだ。高野連が稼いだお金の一部がうちの高校の部活の部費に還元されていたのであろうか?埼玉の地方大会でも入場料として大人500円を徴収される。それだけでも相当な収入だろう。

たぶん、高校野球はお金になりすぎた。だから、特別扱いが許されるような地位を獲得してしまったのだろう。しかし、高校野球はただの高校の部活動だ。部活動は教育の一環だ。そう考えると、私のように高校で野球ばかりをやっていたのは馬鹿だった可能性がある。高野連を儲けさせていただけという側面もあるのかもしれない。何せ高校球児は出演料がタダな上に、金をくれと文句を言わない。よく考えると、お金に群がる大人たちが子供の夢を食い物にしている体の絵が浮かんできて寒い。高校野球が好きなので、この寒さからは目を逸らそう。

正直言うと、高校時代にもっとちゃんと勉強しておけばよかったと後悔している面がないとは言えない。確かに、一つのことに打ち込むことはその時しかできないし、素敵な思い出にもなっている。ただ、3年間であまりに馬鹿になりすぎた。私の高校3年の時の1年間の通算打率は4割近かったと記憶するが、その時代以外では、全く役に立たない。前からボールが飛んでくることもないし、バットも普段はもっていないからだ。プロ野球選手になればよかったが、それは実力と運を兼ね備えないと無理だろう。弱小チームにはスカウトなぞ来ない。

だから、現状は高校球児には可哀想ではあるが、逆に新しい自分に出会うチャンスと捉えたらどうだろう。今年は推薦の基準も不明確なものになるかもしれないので、行きたい大学に学力で行けと言いたい。正直、スポーツ推薦でそれなりの大学に入るのは、その後の人生でスポーツ推薦の前置きをしなければいけないかもしれず、それは逆に苦痛になるかもしれない。堂々と学力でクリアーした上で、野球をやりたいならやればいい。学力でクリアーしたらもっと他にやりたいものが見えてくるかもしれないが、推薦で入ったら、野球を止めるのが難しくなるのではないか。好きな野球に縛られることになる。東大の選手はみんな学力で入学している。東大の選手達と同じスタートラインに堂々と立とう。プロを目指すなら独立リーグとか行った方がハングリー精神が育つだろう。中途半端に学歴が欲しいとか考えている段階で、もうその時点でプロレベルの厳しい競争に負けている可能性があるのではなかろうか。大学は最高学府である。学問をする気のない人には関係のないところであるべきだ。

全仏オープンテニス(2019年6月)

先日、全仏オープンテニスで錦織選手がナダル選手に敗戦しました。これで日本人選手は全て敗退したことになります。しかし、今年の全仏は日本人選手の活躍が目立ちました。大坂選手、錦織選手はシード選手として、西岡選手、ダニエル選手、土居選手は予選なしで、奈良選手は予選勝ち上がりで本選に出場しました。

特筆すべきは、西岡選手の初めての初戦突破と、その後の二回戦でのデルポトロ選手との試合ではないでしょうか。デルポトロ選手は今大会のシード選手なのですが、過去全米オープンを優勝しているトップ選手で、私の知る限り、錦織選手でも4大大会で勝利がないような強敵です。しかも、身長はたぶん190センチ以上あるため、小柄な西岡選手は胸ぐらいまでしかありません。その選手相手にフルセットの闘いに持ち込み、敗れはしたものの、フランスのテニスファンに大きな衝撃を与えたことでしょう。しかし、残念なことに、この試合をテレビで観ようとしたら、民放では大坂選手と錦織選手の放映権しか買っていないらしく、全く放送がなかったのです。WOWOWで観ろといわれてしまえば、それまでですが、若干の寂しさを感じました。

その他、奈良選手、土居選手、ダニエル選手、ダブルスで出場の青山選手、マクラクラン選手、穂積選手、二宮選手、加藤選手などの日本を代表するテニスプレイヤーの試合も当然民放では放送がないので、これまた若干の寂しさを覚えました。

テニスの4大大会に出場することは、それだけで本当に凄いことなので、追加料金なく映像の前で、応援できるといいですね。

冬季オリンピック(平成30年2月)

冬季オリンピックが始まります。

学生の頃に冬季オリンピックをぼーっとテレビで見ていたのですが、たまたまバイアスロンという競技をやっていて、これが結構面白かった思い出があります。クロスカントリーをしながら所定の場所で銃で的を撃つという競技で、銃で的を外すと一定時間をクロスカントリーのタイムに上乗せするというものだったと記憶しています。トップタイムで走っていても、ラストの銃で的を外すと逆転される可能性があるということになるので、銃を構えた時の緊迫感が凄くて、手に汗を握るものがありました。さらにクロスカントリーで呼吸が乱れ、足腰ががたがたの中での射撃になるので、的に当てるのは困難の絶頂なのがみてとれます。体力と気力、集中力といったトータル能力の高さが必要になるのが見ていて、ひしひしと伝わってきます。また、このスポーツの背景には実際の雪国の人の生活があることを容易に想像できます。北欧の強い選手を雪国で狩猟をしていた民族的な背景があるのかなと想像して見ていると、単なるスポーツの枠を超えて、その荒い呼吸を鎮めようとしながらスコープを覗く姿が生きることへの執念そのものに昇華してくるのです。たぶん、この競技が冬季大会で最も好きと言う人は結構多いのではないかと想像します。

今回も適当にテレビをつけた時に、バイアスロンに出会えることを楽しみにしたいと思います。その偶然の邂逅が、怠惰なスポーツ好きにはたまらないのです。

フェデラー(平成29年1月)

全豪オープンテニスの男子シングルスはフェデラーの優勝で幕を閉じました。

私は15年ほど前に、たまたまフェデラーのテニスをテレビで観て、その滑らかな動きから繰り出される正確なショットに感動してしまい、翌日にスポーツショップに走り、フェデラーモデルのテニスラケットを購入し、テニススクールに入り、週一テニスプレーヤーになってしまった程でした。

そのフェデラーが、ウィンブルドンで信じられないような転び方をして、正直、引退を覚悟していました。しかし、彼は不死鳥のごとく蘇りました。以前にもまして攻撃的になって、全豪のコートに帰ってきました。

これは、彼の年齢を考慮すれば、本当に信じられないような素晴らしいカムバックです。彼の涙をみて、涙したファンも多かったのではないでしょうか。

彼は、ただ強いだけではありません。テニスが美しいのです。私が知っているテニスプレーヤーの中で、その美しさは飛び抜けています。彼のテニスは動く芸術です。彼は、プレーが美しいから強いのか、強いからプレーが美しいのか。それは、「美しい花があるのであって、花の美しさというものはない」と著名な批評家が言った名言をも、彷彿とさせるような、謎めいた問いを我々に投げかけてきます。

ただ、彼のテニスへの敬意と愛情が、あの美しいテニスへと昇華されていることは、プレーを見ていれば容易に分かることだと思います。自分が愛しているテニスは美しくないといけないという意識を、間違いなく彼は持っています。それは大変なプレッシャーを自己に与えることになります。そう考えると、彼は天才という言葉ですら、語ることが憚られるような存在にも感じるのです。

私観ですが、テニス界にフェデラーの前にフェデラーなし、フェデラーの後にフェデラーなし、まさしく唯一無二の存在だと思います。あと何年見ることができるか分かりませんが、彼と同時代に生きたことの幸せを噛みしめながら、フェデラーの残りのプレー時間を共有させてもらいたいと思っています。

オリンピック(平成28年8月)

オリンピックが始まりました。

スポーツというのは素晴らしいものだと思います。

言語は何故か世界共通ではありませんが、スポーツのルールは何故か世界共通です。

世界共通だから世界のみんなで楽しめます。

スポーツなので勝ち負けはつきものですが、それを超えたものがトップアスリート達にはあるはずです。それはお互いへの尊敬の念と言ってもいいかもしれません。隣の他国の選手も同じように大変な修練を積んできた人であることは間違いありません。たぶん並んだだけで、選手達はそれを肌で感じているのだと思います。オリンピックは世界のみんなが相互に尊敬し合っている現場と言えます。それを思うだけで、見ている私達は涙が出てくるような感動ではないでしょうか。

世界のみんなが平和と言うゴールに向かって、必死の形相でお互いに尊敬の念を抱きながら走っている。そんな姿を世界のみんなが連想していると思うと、もうそれだけでオリンピックは素晴らしい祭典なのだと思うのです。

ワールドカップサッカーについて(平成26年6月)

ワールドカップサッカーがブラジルで行われています。

世界の技に感嘆するばかりですが、日本は残念でした。

日本のサッカーはレベルが格段にレベルが上がってきていると思うのですが、世界の一流国と比べるともう少しといったところなのでしょう。

先日、ドイツの初戦を見ていたのですが、日本とどこが違うのか、詳細は素人の私が見ても分からないのですが、ゴールまでの過程が美しかった記憶があります。

前線からきついプレスをかけて、相手が嫌がっているところで、中盤でパスカットした途端、全員が相手ゴールの向かって連動して走りだし、パスを出しやすいコースに選手が動き、スペースを作り、相手のディフェンスを翻弄し、ゴール前ではダイレクトパスによりスピートがあっという間に上がり、決定力のある点取り屋が確実に仕留める。

それは、まるでスタジアムを舞台にした動く芸術作品のようでした。

何でもそうですが、一流のものは、人々に深い感動を与えるものです。

日本のサッカーも次のワールドカップには、そういう美しさを見せてくれると思います。

楽しみですね。

蛇足ですが、できれば故意のファールはサッカー界全体で撲滅してもらいたいです。サッカーのトッププレーヤーは世界中の子供達が最もあこがれる存在だと思うので、ルールを遵守する姿勢を伝えることも大事な仕事なのではないでしょうか?

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ごあいさつ

税理士 佐々剛敏
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